和菓子小径こみち
千祥鶴と久遠万齢の落雁、正月にふさわしい鶴と亀の形をした和菓子
左:久遠万齢(万年の亀) 右:千祥鶴(千年の鶴)

悠久の時を抱く、鶴亀の祝意

時を越え、祝いを宿す鶴と亀

新しい年のはじまりに、鶴と亀は長寿と幸せを象徴する吉祥の姿として、古くより人々の祝意に寄り添ってきました。

中国では「鶴は千年、亀は万年」と称えられ、鶴は優雅な気品を、亀は堅く長き時を体現すると伝えられています。

時を越え、空と地に想いを宿す鶴と亀は、祝いの席や縁起物のかたちとして、今も人々の祈りと共にあります。

天と地に舞う、鶴と亀の象徴

中国の文化では、鶴は天と地をつなぐ鳥として、長寿と調和の象徴とされ、松や仙人とともに描かれてきました。

亀は堅牢な甲羅と悠久の歩みによって、知恵と安定の印として人々に愛され続けています。

鶴と亀がともに描かれると、天と地の調和、時を越える長寿の願いが、ひときわ深く心に響くのです。

千祥鶴(せんしょうかく) ― 千年の寿ぎを託して

東アジアでは、鶴は長寿と幸福の象徴として古くより人々に愛されてきました。空を優雅に翔けるその姿に、未来への希望と幸福への願いを重ね、千祥鶴は形となった落雁です。

千年もの寿ぎにあやかる祈りを込め、一粒一粒に静かで深い祝意を託しました。

久遠万齢(くおんのばんれい) ― 万年の時を歩む亀

亀が示す堅牢な甲羅と悠久の歩みは、長く続く安らぎと知恵の象徴です。久遠万齢は、その霊亀の姿に心を寄せ、落雁というかたちに落とし込みました。

万年の齢を背に歩む静かな背に、新しい年の始まりへの祈りと、長く穏やかな時が続くことへの願いを重ねています。

千の祥と万の齢に託す、鶴亀のかたち

落雁は、繊細な砂糖の結晶で形や季節を映す、日本の伝統的な和菓子です。

口に含めば静かに溶け、味わいとともに新春の祈りや祝意をそっと伝える、雅なかたちのひとつです。

新年のはじまりに寄せる静かで上品な想いとして、落雁は古くより人々に愛されてきました。

千祥鶴と久遠万齢は、それぞれ千年と万年という時の長さを映す二つの姿。

時を越え、空と大地に宿る願いを重ねたこの組み合わせは、新春の祝いにふさわしい落雁としてお届けします。

大切な方とのひとときに、静かで深い祝意を添えながらお楽しみください。

詳細は、当店の落雁一覧ページでもご覧いただけます。