和菓子小径こみち
瀬暉礎の落雁
瀬暉礎 ― 荒波にそびえる礎

縁結びの象徴を描く、祝福の形

二見興玉神社は、伊勢の夫婦岩で知られる神社です。

寄り添う2つの岩は、古くから縁結びや夫婦円満の象徴として親しまれ、特に朝日が差し込む景色は神秘的な美しさで訪れる人の心を惹きつけます。

朝日を受ける清らかな光景を落雁に託し、そっと指先で触れれば、波間に揺れる光の余韻が静かに広がります。

二見興玉神社に息づく神話と自然

夫婦岩は、沖にある「興玉神石」を拝むための鳥居のような存在です。

2つの岩を結ぶ大注連縄には、神聖な領域を示す意味が込められています。

ご祭神の猿田彦大神は、人々を導く「道開きの神」として知られ、良縁や旅の安全を守る神さまとして親しまれてきました。

興玉大神と夫婦岩の魅力

興玉大神は、心を清め導き、良い方向へと整える力を持つ神さまとして古くから信仰されています。

参拝者を穏やかに守り、禊ぎの場としても大切にされてきました。

夫婦岩は仲睦まじく並ぶ姿から「夫婦円満」「良縁成就」の象徴とされ、朝日が岩の間からのぼる景色は特に美しく、一年の始まりに福を呼ぶ縁起の良い場所として親しまれています。

瀬暉礎(せきほう)

「瀬暉礎」は、荒々しい波の中にそびえる礎を表現した落雁です。

荒波に立ち向かう岩の力強さを模した形と、頂を照らす朝の光をイメージした色彩によって、夫婦円満や縁結び、希望の象徴として仕上げました。

指先で感じるその形と色彩が、荒々しい波と夫婦岩の雄大な景色が静かに思い浮かびます。

その荒々しさの中にも自然の秩序や調和を感じさせ、和菓子を通して伊勢の風景と神話の息吹を体感できる一品です。

耀峰結(ようほうのゆい)

「耀峰結」は、穏やかな波に抱かれた峰を表現した落雁です。

光り輝く峰のやさしい曲線と柔らかな色彩で、縁を結ぶ姿を表現しています。

形や細部の彫刻まで、ひとつひとつ丁寧に手作業で仕上げました。

穏やかな波に寄り添う夫婦岩が朝日に照らされる様子を落雁で再現し、縁結びや夫婦円満の象徴として親しまれています。

和菓子のやさしい甘みと共に自然と神話、手業の響きが重なる体験を感じていただけます。

耀峰結の落雁
耀峰結 ― 穏やかな波に抱かれ、縁を結ぶ峰の姿

和菓子と触れる、祝福の時間

「耀峰結」は贈答や記念品としても最適な落雁です。

手に触れれば、贈る相手への祝福の気持ちや、特別な日の記念としての価値を静かに感じられます。

また、このひと粒を通して、夫婦岩や二見興玉神社の神話、伊勢の自然の情景を想起することもできます。日本の自然と伝統、技の物語がそっと心に広がります。

落雁で巡る自然と神話

二見興玉神社の夫婦岩を映した落雁は、ひと粒で自然と神話、そして技の世界を体験できる特別な一品です。

形や色に込められた「縁」「調和」「希望」の想いが、静かに心に届きます。

贈答や記念日、日々のひとときにそっと寄り添い、心を整える瞬間を演出します。

夫婦岩の趣を閉じ込めた落雁は、当店の落雁一覧ページでもご覧いただけます。