和菓子小径こみち
神社の参道に広がる黄金色の銀杏
神社の参道を彩る、黄金色の銀杏

澄明の光が照らす、金色の秋路

晴天の光を受けて、神社の銀杏は黄金色にきらめきます。枝先から透けるように光を返し、その輝きが参道へ降り注ぐようです。

足元には、パラパラと落ちた葉が静かに散り敷き、歩くたびにやわらかな音を立てます。

ささやかに神気の満ちる参道は、まるで金箔を薄く重ねたような色に染まり、訪れる人の心をふっと明るく照らしてくれます。

季節の移ろいを感じながら、ゆっくりと歩きたくなる──そんな秋のひとときが広がります。

光と風が奏でる、秋のひそやかな詩

風がふっと通り抜けるたび、銀杏の葉はやわらかく揺れ、きらりと光を散らします。

その一瞬一瞬が、小さな金色の粒となって空気の中に漂い、境内に静かな華やぎを添えています。

鳥の声や遠くの鈴の音が重なり、時間がゆっくりと流れていくようなひとときです。

銀杏の色が灯す、黄金のひととき

秋の銀杏は、その色だけで人の心を温かく包み込む。

秋の深まりが静かにほどけ、冬を迎える前のわずかな時間──その移ろう瞬間を、黄金色の光がやさしく知らせてくれる。

境内を歩くと、思わず足を止めて深呼吸したくなるほどの静けさと、季節の豊かさが心に染み入ります。

秋の記憶をやさしく運ぶ

銀杏の見頃は長いようで短く、気づけば風に吹かれて一気に散ってしまうこともあります。

だからこそ、足元に敷き詰められた金色の絨毯は、その年だけの特別な景色です。

散策の途中で目にした光、色、匂い──それらは静かに記憶の奥へと刻まれ、また来年の秋を楽しみにさせてくれます。

わがし京増では、この季節の彩りも、和菓子と同じく五感で楽しんでいただきたいと願っています。