銘に宿る心模様

丹玉椿(たんぎょくつばき)

冬の静けさのなか、凛と咲く一輪の椿。

その紅を「丹」に、かけがえのない想いを「玉」に重ね、端正なかたちへと写した落雁が丹玉椿です。

華やかさを競うことなく、余韻として心に残る佇まいをかたちにしました。

千代道標(ちよのしるべ)

千代道標は、糸を巻き重ねた姿に、人と人とのご縁を託した落雁です。

折り重なる糸は、出会いが結ばれ、やがて千代へと続いていく静かな兆し。

節目の日や、想いをそっと届けたい場に添え、行く先を照らす道標であれと願い、形にしました。

紅苺雁(くれないいちご)

紅く色づく苺をかたどった、可憐な趣の落雁です。

二つ連なる実の姿に、和やかさと円(えん)のかたちを重ね、穏やかな願いを映しました。

やさしい口どけとともに、ささやかな慶びのひとときを添える一品です。

仙珠華境(せんじゅ かきょう)

仙人の世界に実る珠と花をかたどった、節句の落雁。

寄り添う姿に、長寿と慶びの願いを込め、春のやさしい気配を映しました。

香華扇(かがおうぎ)

― 薔薇一輪 風にほどけ
 扇あおぎて 香そよぐ ―

やわらかな薔薇の姿を、金彩の扇に映した落雁「香華扇(かがおうぎ)」。

扇は、末広がりに福をひらく吉祥。

花は、言葉にできぬこころを包みこむかたち。

大切な方へ、言の葉に尽くせぬ想いを添えて。

日頃の感謝を伝えるひとときに。母の日の贈りものにも。