銘に宿る心模様

花綴り(はなつづり)

白・黄・赤の三色には、それぞれに古来よりの意味が込められています。

白は、けがれのない心や新たな始まりを象徴し、清らかで凛とした印象をもたらします。

黄は、豊かさや実りを表し、陽だまりのような明るさと温もりを添える色。

赤は、生命力や慶びをあらわし、華やぎと活力をもたらします。

これら三色が寄り添うことで、穏やかな日々の中にも小さな慶びが咲くような、柔らかな調和が生まれます。

ひとつひとつの花が、日常のひとときにやさしい彩りを添える、雅やかな落雁の世界をお楽しみください。

蓮華白玉(れんげはくぎょく)

蓮の花のように清らかに、白玉のように気高く。

「蓮華白玉」は、和の心を映す、上品な白の落雁です。

蓮華は仏教の象徴、静けさと浄らかさを。

白玉は純白の宝玉、清らかな輝きを。

二つの美しい名を重ねたこの菓子には、一口ごとに穏やかな祈りと、凛とした美しさが宿ります。

ご仏前や贈答品にふさわしい、格式と気品を添えた一品です。

月の蓮華(つきのれんげ)

静かな夜、満月の光にそっと咲く蓮の花。

「月の蓮華」は、そんな幻想的な情景を映した、やさしい黄色の落雁です。

月明かりのようにやさしく、心にすっと寄り添う味わい。

仏事や贈り物、大切なひとときを彩る一品として、静けさと美しさをそっとお届けします。

蓮華紅露(れんげこうろ)

朝露に染まる蓮の花びらのように、やわらかく、あでやかに。

「蓮華紅露」は、紅の彩りが美しい、華やかな落雁です。

“紅露”は、朝の光を受けてきらめく紅い露を意味し、清らかさの中に、ほのかな艶(つや)を感じさせます。

蓮華の気高い美とともに、どこか儚く、心に残る味わいに。

祝いの席にも、静かなひとときにも。

想いをそっと添える、優美な和のかたちです。

蓮華蒼涼(れんげそうりょう)

深い青に包まれた静寂の朝。

「蓮華蒼涼」は、涼やかな空気とともに咲く蓮の美しさを映した、静謐(せいひつ)で凛とした佇まいの落雁です。

“蒼涼”とは、澄んだ青さとどこか物寂しさを感じさせる言葉。

その響きの中に、蓮華の清らかさと儚さを重ねました。

暑中見舞いや仏前へのお供え、また、心を落ち着けたいひとときにも。

心にそっと寄り添う、涼風のような一品です。

一華菊(いっかぎく)

一輪の菊がそっと咲く姿を、落雁の繊細なかたちに映しました。

淡くやわらかな色彩が生み出す、優雅で凛とした佇まい。

手作りならではのなめらかな口どけが、ひと口ごとに穏やかな時間を届けます。

「一華菊」は、目にも心にもやさしく響く、静かで上品な美を閉じ込めた一品です。

菊嵐(きくらん)

風に舞う菊の花びらが嵐のように勢いよく咲き誇る。

「菊嵐」は、その華やかさと力強さを映し出した、個性あふれる落雁です。

伝統の菊は長寿と高貴の象徴。

嵐の如く躍動する生命力をまとい、味わいにも深みと鮮烈な印象を添えました。

贈答や季節の節目に、華やかで力強い想いを伝える一品としておすすめします。

菊華籠(きっかろう)

秋の彩りを華やかに映す、気高き菊の花。

「菊華籠」は、その美しさをひとつの籠にそっと束ねたような、優雅で彩り豊かな落雁です。

菊は長寿や厄除けの象徴として古くから親しまれ、その凛とした花姿は、和の美の象徴。

「籠(ろう)」に込められたのは、ひとつひとつに心を添え、大切に包むという想いです。

お祝いやご進物はもちろん、季節のご挨拶にも。

華やかさと気品を兼ね備えた、格調高い一品です。

白韻菊(はくいんぎく)

白き調べ、心に響く。

淡く、静かに、白の余韻を残して咲き誇る。

「白韻菊」は、清らかな想いをそっと託した、心を澄ませるようなひとしずくです。

月下乱菊(げっからんぎく)

月夜に揺れる乱菊のひとひら。

柔らかな黄色が織りなす、幻想的な世界。

「月下乱菊」は、夢見るような静謐さを落雁に込めました。

陽炎菊(かげろうぎく)

陽炎のように揺らめく、紅の華。

熱くも幻のような美しさを、ひとつひとつに託して。

「陽炎菊」は、燃えるような儚さを映した落雁です。

幻朧乱菊(げんろうらんぎく)

青い霧の中に揺れる乱菊の華。

幻のごとく朧げな美しさが、心を優しく包み込みます。

「幻朧乱菊」は、静寂と幻想を織りなす落雁です。

祈清祥菊(きせいしょうぎく)

祈りをかたどる三輪の菊。

白は純潔、黄は朗らかさ、青は静寂を表します。

「清」は白と青の清らかさを、「祥」は黄色の吉兆を連想させ、縁起の良さを込めました。

清らかで祥(さいわい)を託した祈りが、あなたの心にそっと届きますように。

天翔舞衣(てんしょうまい)

天を翔け、ふわりと舞い降りる天女の姿を思わせる、やさしく繊細なかたち。

たおやかな羽衣に心を重ね、静かな美しさを映した落雁です。

やさしくほどける甘みが、空を舞うようなやすらぎと、やわらかな余韻を運びます。

福鯛輪(ふくだいりん)

丸く跳ねる鯛の姿をかたどり、福を呼ぶ輪をイメージしました。

愛らしさと縁起の良さを合わせ持つ「福鯛輪」は、お祝いの席にふさわしい、やさしい甘みの落雁です。

天潮舞(てんちょうのまい)

遥かな海原に、静かに舞い降りる天の気配。

満ち引く潮のように、心に寄せては返すやさしさをかたちにしました。

「天潮舞」は、白妙の気配と静けさをたたえ、おだやかな潮騒をそっと映す、気品ある一粒です。

笑鯛双魚(えみだいそうぎょ)

ふくよかな笑みをたたえる鯛が、仲睦まじく並ぶめでたき姿。

古より吉兆の象徴とされる「双魚」をかたどり、よろこびを分かち合う想いを込めました。

晴れの日にふさわしい、雅やかでやさしい風合いの落雁です。

寿々翁(すずおきな)

悠久の時を重ねた翁の面を模した、気品ある落雁「寿々翁(すずおきな)」。

深いしわの奥に宿るやさしさと智恵。

その表情には、長寿や平穏を願う心が込められています。

静かに佇む姿は、祝いの席やご進物にもふさわしい一品。

時代を越えて受け継がれる和の趣を、そっと手のひらに。

松の千歳(まつのちとせ)

― 千年の寿ぎ、なお瑞々しく ―

夫婦和合・長寿の象徴として語り継がれる「高砂の松」。

「松の千歳」は、その悠久の姿に願いを重ねた、気品とおめでたさを兼ね備えた落雁です。

千年の時を超えて、変わらぬ緑を湛える松のように──

祝いの席に、心を込めてお届けする寿ぎのかたち。

ご結婚や賀寿のお祝い、晴れの日の贈り物にふさわしい、格調高く、瑞々しい雅の一品です。

梅の万代(うめのばんだい)

― 心に咲く、万代のことほぎ ―

寒さを越えて、いち早く花を咲かせる梅の花。

その凛とした姿に、希望と慶びの想いを託しました。

「万代(ばんだい)」とは、限りない繁栄と末永い幸せの願い。

「梅の万代」は、心に咲くその祝福の象徴を、雅やかにかたどった落雁です。

節目の贈り物や晴れの日に、変わらぬ慶びをそっと添える、華やかで気品ある一品です。