銘に宿る心模様

蓮華白玉の落雁

蓮華白玉(れんげはくぎょく)

蓮の花のように清らかに、白玉のように気高く。

「蓮華白玉」は、和の心を映す、上品な白の落雁です。

蓮華は仏教の象徴、静けさと浄らかさを。

白玉は純白の宝玉、清らかな輝きを。

二つの美しい名を重ねたこの菓子には、穏やかな祈りと、凛とした美しさを託しています。

ご仏前や贈答品にふさわしい、格式と気品を添えた一品です。

月の蓮華の落雁

月の蓮華(つきのれんげ)

夜の月明かりに咲く、蓮の花。

「月の蓮華」は、そんな幻想的な情景を映した、やさしい黄色の落雁です。

月明かりを受けた蓮の花が、夜の水辺に浮かぶような情景。

仏事や贈り物、大切なひとときを彩る一品として、静けさと美しさをお届けします。

蓮華紅露の落雁

蓮華紅露(れんげこうろ)

朝露に染まる蓮の花びらのように、やわらかく、あでやかに。

「蓮華紅露」は、紅の彩りが美しい蓮の姿を表す菓銘です。

「紅露」は、朝の光を受けてきらめく紅い露を思わせる言葉。清らかな蓮の花に、ほのかな艶を添える情景です。

蓮華の気高い美しさと、朝露に宿る一瞬の輝きを、紅の花に託しています。

祝いの席にも、花を手向ける場にも寄せられる、蓮の彩りを表した落雁です。

蓮華蒼涼の落雁

蓮華蒼涼(れんげそうりょう)

深い青に包まれた静寂の朝。

「蓮華蒼涼」は、涼やかな空気とともに咲く蓮の美しさを映した、静謐(せいひつ)で凛とした佇まいの落雁です。

「蒼涼」とは、澄んだ青さと、どこか物寂しさを感じさせる言葉。

その響きに、蓮華の清らかさと儚さを託しています。

深い青の中に浮かぶ蓮を、涼風の通り過ぎる朝の景色として仕立てた落雁です。

蓮華の落雁

蓮華・碧陰(れんげ・へきいん)

水辺に広がる蓮の葉と、その傍らに咲く一輪の蓮華。夏の水辺を彩る姿をかたどりました。

大きく広がる葉には「碧陰」の名を添え、夏の陽を受ける葉陰の涼やかさを表しています。

蓮華は仏教と深く結びつき、供養や祈りの場でも親しまれてきた花。迎え盆にご先祖を迎える頃にも、蓮の姿が季節を彩ります。

水面に葉を広げ、花を咲かせる蓮。夏の陽のもとに広がる、涼やかな水辺の姿。

水面香 浄の落雁

水面香 浄(みなもこう じょう)

水面に咲く白い蓮を香炉に添え、清らかな花の姿をかたどりました。

白には、心身を清め、祈りへ向かう清らかな心を表す願いを込めています。

水面にひらく白蓮。その澄んだ花姿に、「浄」の名が重なります。

水面香 明の落雁

水面香 明(みなもこう めい)

水面にひらく黄色の蓮。その花に差す光を、ひとつの姿に表しました。

黄には智慧の光を重ね、迷いを照らし、進む道を示す願いを込めています。

水面を照らす光と、明るく咲く蓮。その輝きに「明」の心を託しています。

水面香 妙の落雁

水面香 妙(みなもこう みょう)

水面に咲く赤い蓮。その深い色と花姿を、ひとつのかたちに結びました。

赤には生命の力と尊さを表し、奥深い仏の教えに寄せる心を託しています。

水面にひらく紅蓮。その花に「妙」の深い意味を寄せています。

法香一炷の落雁

法香一炷(ほうこう いっしゅ)

法要の場に置かれる香炉に、一炷の香を立てるひとときをかたちにしました。

香を焚き、手を合わせるひとときには、故人を偲び、供養の心を寄せる願いが込められています。

「法香」には法要の場に漂う香の気配を、「一炷」には一本の香に心を託す姿を表しました。

香炉から立ちのぼる一筋の香。その先へ、祈りと追慕の心が届くような一景。

名号一巻の落雁

名号一巻(みょうごう いっかん)

仏前に掛けられる名号。その一字一字に、仏への帰依と祈りの心が込められています。

「名号」には仏の名を称える姿を、「一巻」には一幅の書や巻物を広げるような姿を表しました。

手を合わせ、心を寄せるひととき。名号を仰ぎながら、先祖への感謝と供養の心を重ねます。

蓮華法帖の落雁

蓮華法帖(れんげほうじょう)

蓮華を添えた巻物に「法要」の文字を刻み、節目の日に心を寄せる姿をかたちにしました。

「蓮華」には清らかな花の姿を、「法帖」には大切な言葉を記した書の姿を表しています。

一周忌や三回忌、四十九日など、歳月の節目に営まれる法要。手を合わせ、故人を偲ぶひとときが続いていきます。

蓮華と「法要」の文字をひとつの巻物に納め、節目の日に寄せる祈りをかたちに結びました。

法祷廟の落雁

法祷廟(ほうとうびょう)

法要の文字を掲げ、祈りを捧げる場を思わせる佇まいをかたちにしました。

「法」には仏の教えを、「祷」には心を寄せて祈ることを、「廟」には祈りの場を表す意を込めています。

法要は、故人を偲び、仏の教えに心を寄せる大切な機会。日々の供養をはじめ、年忌や彼岸など、さまざまな折に営まれています。

天翔舞衣の落雁

天翔舞衣(てんしょうまい)

天を翔ける天女の衣が風を受け、ひるがえりながら舞う姿をかたどりました。

羽衣は天と地を結ぶものとして、古くから天女の物語や仏教美術に描かれてきました。

「天翔」には空高く舞う姿を、「舞衣」には天女を包む羽衣の動きを表しています。

風を受け、天女が空へ舞い上がる一瞬。

天女の落雁

天女(てんにょ)

羽衣をまとい、蓮華を手に舞う天女。

仏教美術に描かれる天女は、花や香を供え、仏を讃える存在として表されてきました。

蓮華には清らかさと悟りの象徴としての意味があり、天女が携える花にも祈りと供養の心が寄せられます。

蓮華を手に舞う姿に、天上へと続くような優美な舞の情景を託しています。