銘に宿る心模様

千祥鶴の落雁

千祥鶴(せんしょうかく)

千年の寿を生きるとされる瑞鶴の姿に寄せて。

祥を携え、空高く翔けるその姿に、新たな年の始まりと、ひらかれてゆく幸を託しました。

晴れやかな時が、のびやかに続くことを願い、かたちにした落雁です。

久遠万齢の落雁

久遠万齢(くおんのばんれい)

久遠の時を生きる霊亀の姿に寄せて。

万の齢を経てもなお歩みを続けるその姿に、新たな年の寿ぎと、尽きることのない願いを託しました。

長く、穏やかな時が続くことを祈り、かたちにした落雁です。

万寿盃の落雁

万寿盃(ばんじゅ さかずき)

赤い盃に「寿」の文字を配し、長寿への願いを込めた落雁です。

「万寿」は、長く続く寿命や末永い長寿を願う言葉。

そこに「盃」を合わせ、祝いの席で寿ぎを分かち合う姿を表しました。

長く健やかな日々を願う気持ちを、盃のかたちに託しています。

嘉延福の落雁

嘉延福(かえふ)

赤い盃と亀の姿を組み合わせ、めでたさと長寿への願いを込めた落雁です。

「嘉」は喜ばしいこと、「延」は長く続くこと、「福」は幸せを意味します。

三つの文字を重ね、「喜びが長く続き、福に恵まれるように」との願いを菓銘に込めました。

祝いの席にも通じる盃と、長寿の象徴とされる亀を一つの姿に仕立てています。

八千世槌の落雁

八千世槌(やちよ)

打ち出の小槌に蓑亀をあしらい、福と長寿への願いを託した落雁です。

「八千世」は、幾千もの世が続くことを思わせる言葉です。

その先々まで続く時への願いを小槌に託し、「槌」の一字を添えて「八千世槌」と名付けました。

小槌は福を打ち出す宝物、蓑亀は長寿を願う吉祥のしるし。その二つを菓銘に重ねています。